ガールズバーの仕事にはさまざまな「あるある」があり、あるあるを知ることでガールズバーバイトの実態も見えてきます。
一般的なイメージとは異なる裏側も見えてくるため、ガールズバーで働く際はあるあるもチェックしてみましょう。
今回はガールズバーキャストのあるあるを紹介します。
キャスト経験者なら思わず頷いてしまう経験者談を集めているため、ぜひ最後までご覧ください。
ガールズバーあるある仕事編

接客中にお酒を飲むキャストは意外と少ない
ガールズバーといえば、キャストとお客さんが一緒にお酒を飲む場所だと考える方が多いですが、実は接客中にお酒を飲むキャストは少数派です。
接客中に飲むキャストドリンクは、もちろんアルコールもありますがノンアルコールも多く、ほとんどお酒が入っていないジュースも提供されています。
特にキャストドリンクの「薄め」はアルコールが控えめというわけではなく、全く入っていないノンアルコールを指すお店が多いです。
キャストがほとんど接客中にお酒を飲まない理由は単純で、飲むと接客や会話に集中できなかったり、太りやすくなってしまうことが挙げられます。
一方で、お客さんはキャストを酔わせてアフターに誘おうとして、キャストドリンクをたくさん入れる方もいます。
ですが、もちろんキャストドリンクにほとんどアルコールは入っていないため、キャストが全く酔わずにお客さんが酔い潰れてしまうパターンもあるあるです。
店内が冷えていて寒い
ガールズバーは店内の冷えにつらさを覚えることが多いのもあるあるです。
店内は以下の理由から、空調が低めに設定されています。
- お酒を飲む男性のお客さんが多く、暑がる人が多いため
- 飲食店でありドアの開け閉めが多いため
一方で、キャスト側は男性と体感温度が全く違い、露出度の高い服装で冷たいノンアルコールを飲んでいます。
お客さんが快適な温度に調整されている以上は室内温度を上げられず、冷えに耐えなければいけない点には注意しなければいけません。
ヒールで立ちっぱなしの接客がつらい
ガールズバーバイトというと、お客さんとの会話や飲酒に不安を覚える方が多いです。
しかし、実際に働くと最初の関門として立ちはだかるのが、ヒールで立ちっぱなしの接客です。
法律上ガールズバーは座って接客できないため、基本的にはカウンター内で立って接客しなければいけません。
さらに、高いヒールを履かなければいけないため、足腰への負担が大きい仕事だといえるでしょう。
そのため、ガルババイトに挑戦する際はお客さんとの会話やお酒が得意でも、短めのシフトから少しずつ立ちっぱなしの仕事に慣れていくことが大切です。
キャストドリンクを入れないお客さんは嫌われている
キャストドリンクを入れないお客さんは、どのガールズバーでも嫌われていることが多いです。
キャストドリンクはキャストの給料に直結し、入った杯数や売上に比例してバックが増えていきます。
そのため、キャストドリンクを入れず自分のお酒だけを注文するお客さんは、キャスト間で「ケチ」と共有され嫌われていきます。
たまにドリンクを入れても「入れてあげた」感を出して得意気になったり、ほとんどドリンクを入れずアフターに誘うお客さんはキャストから白い目で見られ、控室では悪口大会が止まらなくなることもあるあるです。
来店ピークは突然やってくる
ガールズバーはお客さんが少なく「今日は落ち着いている」と思っても、突然お客さんが大人数で来店したり、立て続けに何組も来店して一気に店内が賑やかになることが多いです。
突然忙しくなってバタバタすることも多いので、「落ち着いている」と考えることはフラグになりえるでしょう。
特にガールズバーは飲み会の二次会などで選ばれることが多く、飲み会が終わる22時〜深夜帯あたりでお客さんが増え出すことが、突然忙しくなる理由の1つです。
意外と女性客も来店することが多い
ガールズバーの客層は男性が中心ではあるものの、意外と女性客も来店します。
女性客が来店する理由は以下のとおりです。
- 女性料金が格安でお酒をたくさん飲めるから
- 女性の話し相手が欲しいから
- 飲み会の延長で男性客の付き添いをしているから
特に二次会では、女性は上司の話し相手や接待を求められることが多いですが、ガールズバーに来れば男性の相手をキャストに丸投げできます。
そのため、キャスト目線から見ると面倒な上司や取引先の相手をキャストに任せて、お酒を楽しんでいる女性客も時おり見られます。
ガールズバーあるある人間関係編

意外とキャスト同士は仲が良い
夜のお店はキャスト同士がライバルで殺伐としたイメージを持たれがちです。
ですが、ガールズバーでは以下の理由から、意外とキャスト同士の仲が良いお店が多いです。
- ゆるく働けて副業やバイト感覚で続けているキャストが多いため
- 売上争いに本気な女性はキャバクラやクラブに流れるため
- 年齢層が近く境遇が似ている女性と出会いやすいため
- ナイトワークを隠したい女性同士で秘密を共有でき結束力が高まるため
もちろんお店にもよりますが、ガールズバーはバイト感覚でゆるく働ける雰囲気のお店が多く、キャスト同士がライバル関係になることがそうありません。
さらに、ガルバキャストは痛客や厄介客に頭を悩ませたり、家族や恋人に働いていることを隠しているなどの悩みを抱えることが多く、同僚キャストは同じ悩みを持つ仲間の関係になることが多いです。
その結果、ガールズバーのキャスト同士は出勤中も仲良くおしゃべりできたり、休日も連絡を取り合う友達関係に至ることが少なくありません。
イベント用の衣装選びが楽しい
ガールズバーのイベントデーではキャストが自分好みの衣装を選べるところが多く、イベント用の衣装選びを楽しんでいるキャストが多いです。
コスプレなどイベントの衣装テーマはさまざまで、自分が着たいと思える衣装を選んで出勤のモチベーションを上げられるでしょう。
特に仲の良い同僚キャストがいる場合は、自分で選ぶイベント衣装をお揃いや色違いで選ぶキャストもいます。
接客中はもちろんSNS投稿用の写真撮影も楽しめるため、ガールズバーのイベントはお客さんはもちろんキャストも楽しい期間です。
常連のお客さんが来ると安心感がある
ガールズバーはほとんどが一見さんも歓迎で、毎日のように初来店のお客さんに対応することになります。
ただ、初来店のお客さんは「何が好きなのか」「何が地雷なのか」がわからず、接客は手探りになり緊張しがちです。
一方で、性格も好きなものも把握できている常連のお客さんであれば、安心して接客できるキャストが多いです。
もちろんキャストに優しく、接客ストレスのないお客さん限定のあるあるですが、接客の安心感を求めるためにも常連さんを作ることは非常に大切なことだといえます。
イケメンのお客さんが来るとテンションが上がる
イケメンのお客さんが来ると、密かにテンションが上がるキャストは多いです。
お客さんのなかにはガールズバーで働く若い女の子との夜遊びや出会いを求めている方もいますが、基本的にキャスト側はお客さんとして対応するだけです。
ですが、キャストも女の子である以上は「イケメンなお客さんであれば話は別!」というキャストは少なくありません。
特に連絡先交換がOKのお店では、イケメンのお客さんには積極的に連絡先を聞くキャストもいます。
アフターは始発までの暇つぶし
ガールズバーはアフター狙いのお客さんが多いですが、ガルバキャストにとってアフターは行きたくないもので、行くとしても始発までの暇つぶしだと考えている方が多いです。
売上争いが激しくなかったり、指名制度やノルマがないガールズバーでは、キャストがアフターに行くメリットはほとんどありません。
同伴なら売上に貢献できますが、アフターはお店にお客さんを直接引っ張れるわけでもないため、断るか暇つぶし目的で行くパターンが多いでしょう。
もちろん暇つぶしのため、嫌いなお客さんや仲が良くないお客さんとのアフターは断ることがほとんどです。
お客さんと付き合うキャストもいる
ガールズバーは夜のお店のなかでもお客さんの年齢層が低めであることが多く、お客さんと付き合うキャストも意外といます。
特に、お金持ち・イケメン・性格が穏やかなど、モテる要素を持つお客さんであれば、恋愛に発展するケースはありえるでしょう。
もちろんお店での対応は紳士的でも、付き合うと態度が豹変したり、体目的でアプローチする男性もいるため、出会い目的でガールズバーで働くことには注意が必要です。
素敵なお客さんと出会ったとしても、付き合うかどうかは慎重に考えなければいけません。
あるある話からわかるガールズバーの実態

ガールズバーあるあるをもとに、実際のガールズバーでの仕事はどうなのか、3つのポイントでまとめます。
ガールズバーでの仕事に興味がある方は、合わせて参考にしてください。
従業員同士の雰囲気が良いお店が多い
ガールズバーは意外と従業員同士の仲が良いお店が多く、店内の雰囲気は和やかです。
控室も賑やかで、なかにはガールズバーで出会ったことがきっかけで仲の良い友人同士になる場合もあるでしょう。
もちろんお店により雰囲気は変わりますが、店内控室でガールズバーや恋バナで盛り上がれるお店もあり、楽しく出勤できるところが多いです。
立ちっぱなしや寒い店内など体力的なつらさが目立つ
ガールズバーは人間関係やお客さん対応などの精神的なストレスよりも、体力的な負担に直面するキャストが多いです。
なかでもガールズバー初心者キャストがまず直面する問題をご覧ください。
- ヒールで立ちっぱなしの接客による足腰の負担
- 店内の空調や立地による寒さ
- 発注したお酒や食材の搬入や清掃などの雑務
ガールズバーは立ち仕事で、ボーイがいないお店がほとんどのため裏方の体力仕事もキャストが担当します。
ガールズバーで働く際は人間関係に関する不安が少ないお店を選ぶことはもちろん、短時間のシフトから少しずつ体力仕事に慣れていくことも大切です。
自分の状態を見極めながら働くことがコツ
ガールズバーをはじめとしたナイトワークでは、トラブルなく働くためにも自分の気持ちや体調に細心の注意を払わなければいけません。
特に意識的に把握したいポイントとして、以下が挙げられます。
- お客さんに対する感情(ストレスや恋愛感情など)
- 自分のアルコールの許容量
- 休息を取りながら働くためのシフト量
長く働くために大切なことは、自分が無理なく働ける方法やシフト量を把握しておくことです。
たくさん稼ぎたいからとシフトを詰め込みすぎたり、負担が大きい色恋営業や飲み営業ばかりを続けていれば、いずれ心身を壊してしまいます。
負担を減らすためシフトを調節するほか、お客さんと一定の距離を保って接客するなど、自分が無理なく働き続けられる方法を探していくことがポイントです。
まとめ
ガールズバーはあるあるを把握することで、キャストとして働くポイントも見えてきます。
体力的な負担や痛客対応などつらい部分もありますが、キャスト同士の仲が良かったりイベントデーはキャストも楽しく過ごせたりと、良い部分もたくさんあることがわかります。
もちろんお店によってあるあるや特徴は変わってくるでしょう。
ですが、ガールズバーで働く際はあるあるもチェックしたうえで、自分が楽しく働くための工夫をしながら挑戦してみることが大切です。
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