ガールズバーにアフターや同伴はある?メリットや注意点、断り方を解説

ガールズバーには、アフターや同伴といったキャバクラにあるシステムが導入されているのでしょうか?

本記事では、ガールズバーにアフターや同伴はあるのか?や、メリットやデメリット、誘われたときの断り方などについて紹介します。

これからガールズバーで働く方や、実際にガールズバーで働いていてアフターや同伴をするか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

ガールズバーにアフター・同伴はある?

お店からは禁止されておらずキャスト次第で行われている

ガールズバーのアフターや同伴は基本的にお店から禁止されていません。人によっては自分の人気度を高めるために、積極的に同伴やアフターをしている人もいます

また、お店によっては同伴やアフターがあってこそ、売り上げにつながると考えているところもあります。ですが、基本的にはキャスト次第であり、キャバクラと違ってガールズバーには売り上げノルマやペナルティはありません。

また、コンカフェには基本的にはアフターや同伴がありません。なぜガールズバーにはアフターや同伴が許可されていて、コンカフェにはないのか以下の記事で紹介しているので、こちらもあわせてチェックしてください。

コンカフェにアフターや同伴ってある?意味や注意点、断り方について解説

キャバクラと目的が違ってメリットが少ない

キャバクラ嬢がアフター・同伴をして決められたノルマを達成すると、バックが入る仕組みになっており、次回来店時に自分を指名してもらえる可能性があるため、行うメリットがあります。

ですが、ガールズバーにはノルマや指名制度がないため、キャバクラほどメリットがありません。強いて言うなら、高確率でドリンクやフードを注文してもらいやすくなり、バックでも稼げるようになる程度です。

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ガールズバーでアフター・同伴するメリット

ガールズバーでアフターや同伴をするメリットは主に次の3つがあります。

メリットとデメリットを考えた上で、自分の働き方に合わせて選ぶことが大切です。

お客さんに気に入ってもらえる

アフターや同伴するメリットとして、お客さんに自分のことを気に入ってもらえる確率が上がる点があります。

お客さんに気に入ってもらえると、ドリンクをご馳走してもらいやすくなりバックが増えます。少しでもガールズバーでの給料を増やしたいなら、アフター・同伴をする価値はあるでしょう。

ただし、気をつけたいのは指名がないお店だと、そもそもお客さんに次も必ず接客できるとは限りません。

また、アフターや同伴が売り上げに直結するとも限らないため、結果を求めすぎると期待はずれになってしまうかもしれません。

ガールズバーの給料の相場は?どれくらい稼げるの?平均の時給と月収、具体例を紹介!

ご飯をご馳走してもらえたり交通費を出してもらえる

アフターや同伴をすることでご飯をご馳走してもらえたり、交通費やタクシー代を出してもらえたりするメリットがあります。

その場で売り上げに直結しなくても、ご飯をご馳走してもらえることで食費の節約になります。

また、お客さんの中には、普段自分1人では行けないような高級店に連れて行ってもらえる可能性もあります。

お世話になっているお客さんに恩返しができる

アフターや同伴する事は、普段から自分を指名してくれるお客さんへの恩返しにもつながります。

もし自分の出勤日に合わせて、いつもお店に来てくれるようなお客さんがいるのなら、普段の感謝の気持ちを伝える目的でアフターや同伴をする人もいます。

ただし、気をつけたいのは、キャストに貢ぐことで疲れようとしたり、お客さんとキャスト以上の関係を求めたりするタイプです

感謝の気持ちを伝えつつも、関係性が発展するような思わせぶりな態度や相手を期待させるような発言を控えましょう。

ガールズバーでアフター・同伴するデメリット

ガールズバーでアフターや同伴するデメリットも知っておくことが大切です。

アフターや同伴する前提で働くと、私生活への影響や対人トラブルに発展するリスクもあるため充分注意しましょう。

キャバクラのようにバックが入るわけではない

ガールズバーでアフターや同伴しても、キャバクラのように必ずバックが入るわけではありません。同伴やアフターによって給料が増えるわけでもなく、プライベートの時間を自分から使うことになります。

あくまでも仕事は仕事と捉えて、プライベートまでお客さんと会うことには抵抗があるのなら同伴やアフターは控えましょう

すぐに自宅に帰って休めない

アフターや同伴をすると、お店の営業時間が終わってもすぐ自宅に帰って休めません。

特にアフターは基本的に退勤した後に、そのままお客さんと出かけます。疲れている状態で街を歩きお客さんと食事をするため、人によってはストレスになります。

また、アフターにかかる時間もそれぞれですが、最低でも食事すると1時間程度拘束されると考えましょう。

特に、遅い時間まで働いていると、帰宅時間がずれ込むことで終電を逃してしまったり、次の日の仕事に影響が出たりするリスクもあります

セクハラ行為や性犯罪に遭う危険性がある

アフターや同伴すると、ガールズバーに来るお客さんからセクハラ行為や性犯罪に遭う危険性も考えられます。

ガールズバーにやってくるお客さんは、基本的にルールを守り、楽しくお酒を飲む人が多いです。ただし、中には下心があり、キャストを触ろうとしたりそれ以上のことを求めたりする人も少なからずいます

特に、アフターや同伴ではお店の外でキャストと2人きりで行動します。店長や他のキャストの目がないことを良いことに、どんどんセクハラをしてくる人もいるのです

最悪の場合、そのまま人気のないところに連れ込まれて、性犯罪にあってしまうリスクもゼロではありません。

贔屓にしてもらうために、むやみにアフターや同伴をすると、後悔する結果になりかねないので、アフターや同伴をするのなら、本当に信頼できると思えるお客さんだけを選びましょう。

アフター・同伴に行くときの注意点

アフターや同伴をするのなら、自分の身を守るためにも気をつけたいポイントがいくつかあります。

その中でも特に意識したい3つの注意点をもとに、アフターや同伴を検討している人はぜひ目を通してください。

人通りが少ない地域・場所には行かない

お客さんとアフターや同伴に行く時は、人通りが少ない地域や場所には絶対に行かないでください。

例えば、商店街や繁華街など人通りが多い場所は、お客さんも簡単にはキャストにセクハラできません。何かあってもすぐ周りに助けを求められる場所なら、安心して過ごせます。

万が一、人通りが少ないところに連れて行かれそうになったら、自分の身を守るためにもしっかり断るようにしましょう

また、可能であれば自分でお客さんと行きたいお店を指定しましょう。通い慣れた店なら何かあってもすぐに助けを呼びやすいです。ただし、行き慣れたお店だとしても、個室で2人きりになる時間がある場所には注意しましょう。

お酒を勧められても飲みすぎないこと

同伴やアフターでお客さんにお酒を勧められても、むやみに飲みすぎないことが大切です。

いくらお酒が好きで強いと言ってもつい飲み過ぎてしまえば、酔って意識が朦朧としてしまいます。そして、ホテルやお客さんの自宅に連れ込まれる危険性があります。

お酒を勧められても、自分が酔いすぎない程度に留めておくことを心がけましょう。また、場合によっては「明日朝早いから」とアルコール断るといった勇気も必要です

行く人を絞ってすべての人の誘いに乗らないようにする

アフターや同伴行く人は、できる限り絞っておくようにしましょう。基本的に「誘われたら行く」というスタンスでいると体力的にもきつい上、どんなお客さんかわからない状態で同伴やアフター行くことはとても危険です。

2人きりであった結果、いきなりセクハラされたり、自宅までこっそりストーカーされたりといった危険な目に合うかもしれないです。

そのため、必ず何度も会っているお客さんかつ、信頼できる人とだけ同伴やアフターをしましょう

アフター・同伴に誘われたときの断り方

もともとアフターをする気がないのなら、はっきりと断ることが大切です。

お客さんを傷つけないためにも、次のようなスマートに断る方法を覚えておきましょう。

午後から予定が入っていることを伝える

アフターや同伴に誘われた時は、「今日の午後から予定が入っているため家に帰りたい」と伝えましょう。

学生なら「友達と遊ぶ予定」や「テストや資格試験の時期が近いから勉強したい」と理由をつけるとお客さんもそこまでしつこくは誘ってこず、諦めてもらえるでしょう。

最近しっかり休めていなくて疲れていることを伝える

アフターや同伴に誘われたときに、「最近、学校や仕事との両立で忙しくて疲れている」と伝えると諦めてもらえる可能性が高いです。

お客さんが同伴に誘うのは、キャストに好かれたい気持ちと、さらに関係性を深めたいと考えています。無理矢理誘ってキャストに嫌われるリスクがあると感じれば、諦める可能性が高いです。

ただし、毎回誘いを断り続けると、ドリンクを頼んでもらえなくなったりそもそもお店に来なくなったりするリスクもあります

自分に余裕があれば予定が空いている日や、仕事が終わった後たまにならアフターに付き合うことも考えてみてください。

お客さんに引き続き来店してもらうために、ある程度リクエストに応えることも必要なテクニックでもあります。

お店の送迎に乗らないと怒られてしまうと伝える

お店の送迎に乗らないと、怒られてしまうとお店側の理由をつけることも有効です。

学業との両立が大変といったプライベートな理由にしてしまえば、理解してくれるお客さんもいます。しかし、お店のルールだとはっきり伝えれば、アフターや同伴ができないと諦めてもらいやすいです。

それでも同伴やアフターにしつこく誘ってくるなら、ボーイやスタッフを呼んで、お店側に対応してもらいましょう

アフター・同伴のおすすめの行き先

ガールズバーのアフターや同伴で出かけるのなら、どのような場所がいいかと自分から指定すると安心感があります。

おすすめの行き先をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

同業種のガールズバー・オーソドックスなバー

アフターや同伴のお勧めの行き先に、同業種であるガールズバーやオーソドックスなバーがおすすめです。

特に、ガールズバーの営業が終わってからのアフターだと、朝の時間帯に営業しているお店が限られています。同業種のお店だからこそ安心感があり、他のお客さんがいて人の目があるところもメリットです。

セクハラ行為をされるリスクも低いため、初めて行くお客さんとの同伴やアフターにもおすすめです。

居酒屋・ファミリーレストラン

居酒屋やファミリーレストランなど夕方から夜にかけて営業しているお店だけでなく、24時間営業のところなら同伴やアフターしやすいです。

こちらは、客層が幅広くバーと同じように人目があります。個室に誘われる危険性も少ないため、同伴やアフターとして安全性が高い場所と言えます

まとめ

ガールズバーでは、アフターや同伴が決まりでは無いものの、普段からお世話になっているお客さんとは勤務時間が終わった後に食事に出かけるキャストも多くいます。

プライベートの時間を使うことにはなりますが、日頃お客さんの感謝を伝えるきっかけにもなり、おいしい料理を食べられるなどメリットもあります。

反対にお客さんからのセクハラや性被害などのリスクもあるため、同伴やアフターに行く相手を選ぶことが大切です。

学業との両立や本業の掛け持ちなどの人は、アフターまでしてしまうと、体力的な負担も考えられます。あくまでもガールズバーでは、無理のない範囲で同伴やアフターをするようにしましょう。

当サイトでは、コンカフェ・ガールズバーに関する情報を多数掲載しています。コンカフェ・ガールズバーに興味がある方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。