ガールズバーはLINE(ライン)交換が義務?断り方や交換するメリットを解説

「ガールズバーでもLINE交換やお客さんとの連絡は必要なの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

ガールズバーでは、お客さんとのLINE交換が義務ではありませんが、お客さんと仲良くなれば、売上や指名本数を稼ぐチャンスにつながります。

本記事では、ガールズバーでお客さんとLINEを交換する必要性について解説します。お客さんと連絡先を交換したくないときの断り方や営業のコツについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ガールズバーでLINE交換は必要なのか

キャストの個人の自由で必ず交換する必要はない

ガールズバーではお客さんとのLINE交換はキャスト個人の自由であり、義務ではありません。

理由は、キャバクラやクラブのように、営業活動が必須ではなく、キャストがお客さんに連絡してお店に呼ばなくても良いからです。

そのため、LINE交換のルールはお店によって異なり、推奨しているところもあればトラブル防止のため連絡先交換を全面的に禁止しているところもあります。

連絡先の交換を禁止しているお店では、バレると罰金などのペナルティが発生する場合もあるので、必ずルールを確認しておきましょう。

対して、禁止されていないお店の場合は、お客さんとの関係性が良好でLINEを交換すれば自分の売上が上がる可能性があると判断したら、交換するのがおすすめです。

お客さんとLINE交換するメリット

指名客を増やして稼ぎやすくなる

ガールズバーでお客さんとLINE交換すれば、お客さんに「仲良くなれた」と思ってもらえて指名客が増えるきっかけとなります。

指名客が増えれば、ドリンクやフードをご馳走してもらいやすくなり、バックでの収入が増えてより稼げるようになります。

バック率や昇給制度の有無は、お店によって異なりますが、ガールズバーで効率良く稼ぎたいと考えているなら、積極的にお客さんとLINEを交換して営業をするのがおすすめです。

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お客さんと仲良くなれればプレゼントをもらえることがある

お店での接客に加えて、営業時間外もLINEでやりとりすれば、お客さんと仲良くなれます。

お客さんに「仲良くなれた」と思ってもらえれば、来店時に差し入れやプレゼントをもらえる可能性もあります。

特に、誕生日やクリスマスの時期なら、プレゼントとして高価なものをもらえる場合もあるので、さらに仕事のモチベーションを上げられるでしょう。

キャッチをしなくてもお客さんがお店に来てくれる

お客さんとLINEを交換して自分の出勤日を伝えれば、出勤日に合わせてお店に来てもらいやすくなるため、基本的にお客さんの接客が業務の中心となります。

したがって、お店の外でチラシや看板を持ってキャッチに行かされることがなくなり、良い環境の中で仕事ができるようになるので、メリットが大きいです。

また、新規のお客さんの接客をする時間が短くなり、仲のいい安心して話せるお客さんの接客時間が長くなるため、新規のお客さんは緊張して会話が弾まなかったり、外でキャッチをしたくないという方は、自分を気に入ってくれているお客さんを探して連絡先を交換しましょう。

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お客さんとLINEを交換するデメリット

営業時間外もお客さんの対応をしなければならない

お客さんとLINE交換すれば、必然的に営業時間外もお客さんが送ってくるメッセージを返さなければなりません。

お客さんの中には、来店に繋がらない趣味や日常の出来事などのメッセージを頻繁に送ってくる方もいるため、対応する件数が多ければ多いほど、プライベートの時間が削られてしまいます。

少しでもLINEの負担を減らしたいなら、「平日の日中は学校や仕事があるので、返信が遅くなります」などと伝えておくと良いでしょう。

お客さんに好意があると勘違いをされる恐れがある

ガールズバーでのLINE交換は義務ではないからこそ、交換すれば「女の子と仲良くなれた」「自分のことが好きだから交換してくれた」と勘違いされる恐れがあります。

勘違いにより本気で口説かれたり、交際を断って逆上されたりと、対応次第ではトラブルにも繋がりかねません。

LINE交換により、キャストとの距離感を間違えてしまう厄介なお客さんもいるので、LINE交換した際は適度な距離感で接しましょう。

アフターや同伴に頻繁に誘われる機会が増える

お客さんとLINE交換すると、アフターや同伴に頻繁に誘われる機会が増える可能性が高まります。

指名や売上につながる居酒屋や飲食店での同伴デートの誘いであれば、応じるのも選択肢の1つです。

しかし、お客さんに好意があると勘違いされて、ガールズバーの休業日に売上や指名に直結しない映画や水族館でのデートに誘われる恐れもあるため、しっかり考えた上で行くか行かないかを決めてください。

なかには「こんなにお店で使ったのだから休日に外で会いたい」と、見返りとして店外デートを要求するお客さんもいるため、丁重に断る手段も知っておきましょう。

関係を切りたくても常連客だとブロックしにくい

口説いてきたり、何度も店外デートを要求してくる厄介なお客さんは、ブロックして関係を切りたくなりますが、常連で自分の売り上げに貢献してくれている人だと簡単には切れません。

どんなに厄介な人でも、常連さんをブロックすれば売上や給料に響いたり、お店に注意されたりする恐れもあるため、慎重に対応することが大切です。

厄介なお客さんに悩まされている場合は、お店とも相談して今後の対応を検討しましょう。

お客さんにLINE交換を求められたときの断り方

お店に禁止されていることを伝える

最も手軽な方法は、「お店に連絡先交換を禁止されている」と伝える方法です。

お店のルールであれば、お客さんも簡単に「規則を破って」とは言えないため、引き下がってくれる方がほとんどです。

それでもしつこくLINE交換を迫られた場合は、「バレたら罰金を取られるので」「店長呼びますよ」と対応しましょう。

絶対にLINE交換したくない場合は、実際に連絡先交換を禁止にしているガールズバーで働くと良いでしょう。

親が厳しくてスマホをチェックしていると伝える

LINE交換を禁止していないお店だとお客さんにも知られている場合は、「親が厳しくてスマホをチェックされている」と断りましょう。

家庭の事情は誰にも口出しできず、嘘であっても確かめようがない問題のため、お客さんの納得を得やすい断り方です。

合わせて「そうした事情があるのでお客さん誰ともLINE交換していません」と伝えれば、お客さんのプライドを傷つけずに断れます。

仕事用に作ったSNSアカウントを教える

お客さんからしつこくLINE交換を求められたり、断りづらい性格の場合は、ガールズバーでの仕事用にSNSアカウントを作ってお客さんに教えましょう。

InstagramやX(旧Twitter)にはDM機能が備わっているため、問題なくやりとりできます。

InstagramなどのSNSであれば、1人で複数アカウントを作成でき、公私を分けて使えます。

お店のイベント告知や日常の呟きも手軽にできるので、プライベートでも使っているLINEを交換することに抵抗がある場合は、仕事用SNSアカウントを活用してください。

「もっと仲良くなったときに」とごまかす

「〇〇さんのことをもっと知ってから」「仲良くなってから交換しましょう」と期待を持たせる断り方ではぐらかすのも選択肢の1つです。

もちろん常連になってくれた場合は、本当にLINE交換しなければいけない方法でもあります。

そのため「絶対に交換したくないわけではない」「むやみにお客さんの連絡先を増やしたくない」と考えている方におすすめの断り方です。

お客さんとLINE交換したら取り入れたい営業のコツ

ガールズバーでお客さんとLINE交換したら、効果的に営業して売上や指名につなげましょう。

お客さんとのLINE交換と合わせて知っておきたい、LINEを使った営業のコツを5つ紹介します。

来店したお客さんにはお礼のメッセージを送る

LINEを交換したお客さんが来店したときは、必ずお礼メッセージを送りましょう。

「お店に来てくれてありがとうございました」と、退店後すぐにメッセージを送るだけで、お客さんからの印象が良くなります。

特に、LINEを交換したばかりのお客さんに送る場合は、メッセージの最初にあいさつと合わせて店名と自分の名前を入れてください。

お客さんに店名や名前を覚えてもらうために、自分から名乗ってお客さんに印象付けることが大切です。

お客さんがお店で話した内容をメッセージに盛り込む

「〇〇の話すごく楽しかったです!」「また〇〇について教えてください」など、お店で話した内容を盛り込んでメッセージを送りましょう。

お客さんと話した内容を盛り込めば、営業用のテンプレートだと思われづらくなり、返信率を高められます。

会話の内容はもちろん、お客さんの名前をメッセージに盛り込むだけでも特別感は演出できます。

お客さんに「覚えていてくれたんだ」とうれしい驚きを与えられるので、お客さんの名前や会話内容は忘れずメッセージに盛り込んでください。

お客さんが返信しやすいような内容のメッセージを送る

お客さんに営業メッセージを送るときは、お客さんが返信しやすい内容を意識しましょう。

「〇〇さんに教えてもらったお店すごくおいしかったです!」「〇〇さんが好きって言っていた歌手の方でおすすめの曲ってありますか?」など、お客さんの好きなことを広げることがポイントです。

お客さんが好きなことであればLINEのやりとりも盛り上がりやすく、お客さんに「もっと話したい」と思ってもらうことにもつながります。

そこで「詳しく聞きたいのでまたお店で話せませんか?」と再来店につなげれば、営業を成功に導けるでしょう。

スタンプやタイムライン機能を活用する

お客さんとLINE交換したら、スタンプやタイムラインも有効活用しましょう。

かわいいスタンプは返信の手間を省けるだけでなく、お客さんに女の子らしさや親近感も印象付けられます。

また、タイムラインはちょっとした近況や自撮り、お店のイベント告知などをLINE交換したお客さんに一斉送信できます。

タイムラインは公開設定を細かく指定してガールズバーのお客さんだけが見られるよう投稿できるので、タイムラインもうまく活用してお客さんにアピールしましょう。

お客さんの都合が悪いタイミングに送らないように配慮する

お客さんのなかには、家族や恋人に内緒でガールズバーに通っている方もいるため、お客さんの都合が悪いタイミングにLINEを送らないよう配慮しましょう。

特に、仕事中や家族と過ごしているであろう時間は、トラブルに発展する可能性があるので、送らないようにしましょう。

なお、お客さんへのLINEは、以下のタイミングに行うと比較的安全でしょう。

  • お客さんがお店を出て1〜2時間以内
  • 仕事の休憩中である可能性が高い平日12〜13時
  • 仕事終わりの可能性が高い平日夕方

もちろん、お客さんによって都合が良い時間帯は変わるので、仲良くなったお客さんには「いつ頃ラインを送れば都合が良いですか?」と聞いておくのもおすすめです。

お客さんがトラブルなくガールズバーに通い続けられるよう配慮して、長く通い続けてもらいましょう。

ガールズバーでのLINE交換に関するよくある質問

女の子からライン交換を持ちかけるのはアリですか?

連絡先交換が禁止のガールズバーでなければ、女の子からLINE交換を持ちかけても問題ありません。

ただし、女の子からLINE交換を持ちかけると、好意があると勘違いされる恐れがあるため注意しましょう。

LINE交換を持ちかけるのは、仲良くなって「信頼できる」と思ったお客さんか、次の来店につなげたい売上を見込めるお客さんに絞ることがおすすめです。

連絡先の交換が禁止のお店でライン交換しても良いですか?

連絡先交換が禁止のお店では、LINE交換してはいけません。

連絡先交換を禁止していることには、トラブル防止などお店側のさまざまな意図があり、ルールを破れば罰金などペナルティを受ける恐れがあります。

万が一、LINE交換が原因でお客さんとのトラブルになっても、お店に助けてもらえない恐れがあるため、連絡先交換が禁止の場合は必ずLINE交換も断りましょう。

まとめ

ガールズバーでは、お客さんとのLINE交換が義務ではありませんが、売上や指名本数にメリットがあれば交換しても良いでしょう。

LINEのやりとりでお客さんと仲良くなれば、リピート率を上げられるため、LINE交換した場合はうまく営業につなげましょう。

反対に、お客さんとLINE交換したくない場合は、連絡先交換が禁止のお店で働いたり、傷つけないよう断る方法を用意しておくことがおすすめです。

ガールズバーで働くときはトラブルを避けるため、LINE交換でもお客さんとの付き合い方を工夫してみてください。

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