コンカフェでの仕事に興味があるものの、「コンカフェバイトは病む」というウワサを聞いて不安な方もいるのではないでしょうか?
たしかにコンカフェは、対人関係や接客内容によりストレスを感じて病む方もいます。
ですが、コンカフェはつらいことだけでなく給料面や服装・髪色の自由度などでメリットが多いため、働く際は正しい対処法を把握しておくことが大切です。
本記事ではコンカフェバイトでキャストが病む原因について解説します。
病みそうなときの対処法にも触れているため、初めてのコンカフェバイトに不安がある方はぜひ参考にしてください。
コンカフェ嬢が病む原因とは
マナーを守らないお客さんによるストレス
コンカフェで病む原因としてまず挙げられることが、マナーを守らないお客さんによるストレスです。
コンカフェでは「ハウスルール」と呼ばれる店内の注意事項や禁止事項が明記されているお店がほとんどで、キャストはお客さんが来店した際にほぼ必ずハウスルールがあることを案内します。
ですが、案内してもすべてのお客さんがマナーやルールを守ってくれるとは限りません。
特にお触りや連絡先交換は、コンカフェでは当たり前の禁止事項ですが、自分の楽しさを優先してルール違反を犯したり、ガールズバーやキャバクラと混同してルールを破るお客さんも出てきます。
さらに、お客さんのなかには若い女の子の言うことを聞く気がない方もいるため、平気でルールを破るお客さんに逐一対応しなければいけないことから病んでしまうキャストは多いです。
常に役割を演じなければいけないストレス
コンカフェではメイドやアイドルなど、お店ごとに決められたコンセプトに沿ってキャストを演じなければいけません。
そのため、いつもと違う自分を演じなければいけないことにストレスを感じて病む方もいます。
お店によっては特定のキャラクターなど、日常ですることのない言動や振る舞いが義務付けられている場合もあり、演技はすべてアドリブが求められます。
お客さんにどのような話題を振られても、常に自分に与えられた役割に沿って演じなければいけないため、常に頭をフル回転させながら働くことに疲れてしまうキャストも少なくありません。
キャスト同士の派閥争いやいじめによるトラブル
コンカフェの従業員は女性が中心で、常に女性の同僚と働くこととなるため、派閥争いやいじめなどの人間関係を理由に病んでしまうキャストも多いです。
特にお店によっては、売上や指名本数でキャストの人気ランキングが発表され、ランキングや売上に応じて時給やバックも変動するところもあります。
その順位争いにより、キャスト同士の争いが激化するケースもあるでしょう。
キャスト同士のトラブルは自分がターゲットになってしまう場合はもちろん、関わりたくなくても加担しなければ自分の立場が悪くなることで嫌気がさしてしまう方もいます。
もちろんいじめが起きやすいかどうかはお店によって変わりますが、いじめが起きているお店に入ってしまえば、出勤するたびにストレスを感じて病んでしまう恐れがあります。
雰囲気が合わずお店に馴染めない
コンカフェはお店によってコンセプトや雰囲気が異なり、お店のテーマによって集まるキャストや従業員の傾向も変わってきます。
なかには体育会系や地雷系のキャストが集まり、お店全体の雰囲気やキャスト間の雑談に馴染めずに孤立してしまう場合もあるでしょう。
一方で、コンカフェではお客さんの前ではキャスト同士が仲の良さそうな雰囲気を出さなければいけないほか、ときには接客において連携が必要なときもあります。
そのため、従業員と馴染めない一方でお客さんの前では無理をして仲の良い雰囲気を演じなければならないことから、どんどんストレスを募らせてしまうことも病む原因の1つです。
店外での呼び込みや店内清掃による体力的な消耗
コンカフェはお客さんとの会話や接客対応だけでなく、呼び込みや店内清掃など体力的な消耗も大きい仕事です。
キャバクラやクラブなどのナイトワークでは、ボーイなどの男性スタッフが清掃や搬入を行っていますが、コンカフェにはボーイにあたるスタッフがおらず、体力仕事もキャストが担当します。
特にビラ配りなどの呼び込みは笑顔で通行人に声をかけなければいけないだけでなく、基本的には屋外のため、真夏や真冬は体力の消耗がさらに激しくなっていくでしょう。
体力の消耗は精神的な負担をさらに募らせるため、連日の体力仕事により疲れが溜まって病みやすくなる場合もあります。
コンカフェで病みそうなときの対処法
病んだ気持ちのまま働き続けても長続きしないだけでなく、精神的にも体力的にも摩耗していくため、対処を考えることが大切です。
コンカフェで病みそうなときの具体的な対処法について、4つのポイントで解説します。
なぜ病んでいるのか原因を考える
コンカフェで病みそうなときは、まずなぜ自分が病んでいるのかを考えることが対処の第一歩です。
特に病んでいるときは、つらい気持ちだけが先行して根本的な原因にまで目が行かない場合もあるからこそ、病んでいる原因についてきちんと考えなければいけません。
お客さん対応に悩んでいるのであれば、お客さんの問題行動が原因なのか、そのお店のコンセプトや接客スタイルに悩んでいるのかから考えるなど、原因を明確にすることは大切です。
病む原因に根本的に対処するためにも、原因を追求することから始めましょう。
お店や同僚キャストにきつく当たらない
お店や同僚キャスト、お客さんなどが病んでいる原因の場合、意識したいことが病む原因となっている同僚やお客さんにきつく当たらないことです。
病む原因には自分の接客スタイルはもちろん、お店の運営体制や同僚キャストとの相性もあるでしょう。
ですが、気持ちのままにきつく当たってしまうと、余計なトラブルを生みかねません。
病む原因を作り出したのが同僚やお客さんだったとしても、自分からあからさまに相手を攻撃してしまうと、相手に「〇〇さんにいじめられた」「暴言を吐かれた」とお店の経営スタッフに報告される可能性があります。
そうなれば、どのような場合であっても明らかな攻撃をした自分が処罰の対象となってしまいます。
そのため、トラブルの原因にはきつく当たるのではなく、冷静に対処していくことが大切です。
問題行動のあるキャストやお客さんはお店に報告する
キャストやお客さんに明らかな問題行動がある場合は、病む原因となった本人にきつく当たるのではなく、店長や経営スタッフに報告しましょう。
店長や経営スタッフであれば、原因となった人物に正式に注意できるほか、悪質な場合は出禁措置や解雇などの処分を下せます。
トラブルに対処するなかで新たなトラブルを生まないためにも、基本的にはお店と協力しながら原因に対処してください。
お店が原因の場合は早めに辞める意思を伝える
お店そのものが悪質だったり、キャストやお客さんの問題行動を見逃すお店だった場合は、今のお店を辞めることが先決です。
コンカフェに限らず、仕事には職場の運営方針や相性の良し悪しもあります。
そして、お店の運営方針までバイトであるコンカフェキャスト1人が変えることは難しく、相性の良いお店に移った方が早く病む原因を解消できるでしょう。
コンカフェは近年人気の高まりから店舗数も増えており、キャストから見ても働けるコンカフェの選択肢はどんどん増えています。
コンカフェで働く際は自分と今のお店との相性も検討したうえで、原因解決ができないのであればお店を移ることも選択肢として考えておくことが大切です。
コンカフェバイトで病みそうな方向けのよくある質問
コンカフェで働くと後悔しますか?
コンカフェは後悔せずに働けるお店がほとんどですが、以下の理由により病む場合があるため注意は必要です。
- 一部の悪質店や違法営業店と知らずに入店してしまう
- お店の雰囲気やキャストとの相性が悪いお店を選んでしまう
コンカフェバイトは一部の悪質店の噂が広まりやすく、一部のお店が原因でコンカフェ全体に不安感や怪しい印象を持つ方がいることも事実です。
また、病んでしまった方のなかにはお店に相談すれば解決する内容を自分でなんとか解決しようとしたり、お店に搾取されていることに気づかないまま我慢して働き続けていることも多いです。
コンカフェに限らず、悪質店や相性の悪いお店で働いてしまったらお店に相談したり、お店を移る選択肢があることもふまえたうえで、働き方について考えてみてください。
コンカフェ嬢の仕事は危ないって本当ですか?
コンカフェバイトは以下の理由から危ないともいわれています。
- お客さんにセクハラされたり執着される
- 一部の悪質店や違法店で働いてしまう
お客さんからの執着が出待ちやストーカーにつながったり、違法営業店で働いたことにより補導されたケースもあるため、働く際は注意が必要です。
ただし、ほとんどのコンカフェは法律の範囲内で働けるお店であり、お客さんやキャストの問題行動もお店側が対応してくれます。
コンカフェで安全に働くためにも、お客さんやキャストの問題行動はお店と協力しながら対処しましょう。
コンカフェで病みそうなら飛んでも良いですか?
どのような仕事であっても、基本的には飛ばずに辞める1ヶ月前には伝えることが大切です。
ただし、辞めたいと伝えてもお店が認めてくれなかったり、伝えることが怖い場合は飛ぶのも選択肢の1つです。
また、退職代行などのサービスに頼って辞めることを伝えるのも良いでしょう。
退職代行サービスに頼れば、自分で辞める意思を伝えることなくその日から退職できるため、辞めたくても辞められないときは退職代行の利用も検討してみてください。
以下の記事では、コンカフェをスムーズに辞める手順について解説しているので、コンカフェを辞めたいと考えている方は、参考にしてください。
まとめ
コンカフェには人間関係やハードな仕事内容など、さまざまな病む原因があります。
しかし、ほとんどのコンカフェは安全に働けることを大切にしているため、「どのお店に入っても病む」というわけではありません。
そのため、コンカフェで働く際は病む原因やリスクを極力減らすため、健全店を選んで働くことはもちろん、病む原因にはお店のスタッフに相談しながら対処していきましょう。
当サイトでは、コンカフェ・ガールズバーに関する情報を多数掲載しています。コンカフェ・ガールズバーに興味がある方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。