ガールズバーには、私服で働けるお店と、用意された制服を着て働くお店があります。
私服で働くお店では、「どのような服装がおすすめか知りたい」「お客様への印象を良くするためにはどのような服装にすればいいの」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ガールズバーでの着用におすすめの服装やNGの服装、私服で働く場合と制服で働く場合のメリット・デメリットなどをご紹介します。
ガールズバーの服装で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
ガールズバーで着るおすすめの服装
ガールズバーで着る服装は、お客様の視点で選びましょう。
男性のお客様が多いガールズバーでは、「カッコよさ」よりもむしろ「女性らしさ」が求められます。
特に、清楚な雰囲気の服装は、お客様に良い印象を与えやすくなります。
そのため、可愛らしいさを取り入れつつ、親しみやすく明るい雰囲気で、女性の魅力を引き立てる服装を着るのがおすすめです。
ワンピース
デートや普段のお出かけにも着用できるワンピースは、ガールズバーで着る服として非常におすすめです。
ガールズバーでは、上品で自然な雰囲気を持つ女性が好まれる傾向があるため、シルエットが美しい膝上丈のワンピースを着れば、お客様からの印象もアップするでしょう。
特に、デザインがシンプルなワンピースや、少し模様が入っているワンピースを選ぶと良いです。
また、ワンピースは、上下のコーディネートを気にせずに1枚で簡単に着られて、おしゃれな印象を演出できるため、出勤の際の服装選びに迷う必要がありません。
オーガンジーやレースなど上品な素材感のワンピースであれば、さらに女性らしい魅力が引き立つでしょう。
お店の雰囲気や他のキャストが着ているアイテムに合わせながら、自分らしいスタイルを取り入れて、おしゃれで清楚な印象を演出しましょう。
ブラウス × スカート
大人っぽくて品のある印象の「ブラウス」と「スカート」を合わせたコーディネートもおすすめです。
ブラウスは、あまり堅苦しくならないように、開いた胸元や透け感のあるシアー素材、フリルがついたものを選べば、女性らしい雰囲気が引き立ちます。
スカートは膝丈ぐらいで、タイトスカートやナローシルエットのスカートを合わせると、体のラインをスッキリと見せてくれるでしょう。
また、ティアードスカートやタイトスカートをイメージによってコーディネートすれば、可愛らしさや大人っぽさなどを、自由に演出できます。
ニット
ふんわりとしたやわらかな素材感が魅力的なニットは、男性からの人気も高いのが特徴です。
体のラインが分かるようなタイトなニットはもちろん、可愛らしい萌え袖が楽しめるニットも人気があります。
また、肩が出ているニットやオフショルニット、鎖骨やデコルテがキレイに見えるVネックやUネックのニットなどバリエーションも豊富なため、日によって雰囲気を変えられます。
なお、ニットを着るときは、ショートパンツを合わせれば、脚をキレイに見せつつ明るく爽やかな印象に仕上げられるため、おすすめです。
少し露出のある服装
ワンピースやブラウス、ニットなどを普段から着用されない方は、少し露出があって肌が見える服装を選ぶと良いでしょう。
肩やデコルテ、太ももなどがチラッと見えるものであれば問題なく、キャバクラ嬢が着ているような谷間が見えるようなドレスを着る必要はありません。
また、あからさまにバストを強調しすぎると、目のやり場に困り、会話がしにくくなるお客さんもいるため、過度な露出は控えるようにしましょう。
ヒール
ガールズバーで働くうえで一足持っておくと便利なのが「ヒール」です。
ヒールは、ワンピースやスカートを中心に様々な洋服にマッチし、スタイルアップ効果がありつつ、清潔な印象を与えられるため、おすすめです。
ただし、ガールズバーは基本的に立って仕事をするため、ヒールが細すぎたり、高すぎると足に負担をかけてしまいます。そのため、少し太めのヒールや高くないヒールを選んで、足の疲れを軽減しましょう。
ガールズバーでNG・着ないほうが良い服装
服装でお客様に不快感を与えてしまうと、会話が弾まなかったり、リピートしてお店に来てもらえる確率が下がってしまいます。
ダボっとしたデニムやパーカーといったボーイッシュな服装は、自分が好きだとしても男性の心を引き寄せにくいため、着るのは控えるようにしましょう。
だらしのない印象を与えてしまう服装
ガールズバーは接客業であるため、ジャージやスウェット、パーカーなど、近くのコンビニに行くときのような、カジュアルな服装で出勤するのは避けましょう。
また、服がしわしわだったり、シミがついていると、お客さんにだらしない印象を与えてしまうため、ガールズバーで着る服としては不向きです。
したがって、いくら男性ウケの良い「ワンピース」や「ブラウス」を着ていたとしても、袖にシミがついていたり、汚れていると印象が悪くなってしまうので、欠かさず洗濯やクリーニングをしましょう。
お店のコンセプト・雰囲気に合わない服装
お店のコンセプトや雰囲気に合わない服装は、来店したお客さんに違和感を感じさせてしまうため、好ましくありません。
特に、お店によって「必ずスカート着用」「露出度が高い服はNG」と、制限を設けているケースもあるため、服装が自由だからといって制限を無視した服装で出勤するのはやめましょう。
反対に、一部のお店ではセクシーで露出が多いドレスが指定されているところもあるので、お店のコンセプトや雰囲気に合わせた服装を選びましょう。
清潔感がない服装
どれほど可愛らしいデザインの服を着ていても、毛玉やシミがついていたり、しわが残っているとお客さんだけでなく、待ちですれ違う見知らぬ人にも良い印象を持たれないです。
そのため、着る前に壁にかけて服全体が見えるようにし、しっかりきちんとチェックするようにしましょう。
清潔感がない服の特徴 |
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・毛玉がたくさん付いている ・袖などに汚れやシミが付いたままになっている ・首元や袖口などがヨレている ・しわが残ったまま着ている ・ホコリが目立つ |
個人的に大切にしている服装
ガールズバーの仕事では、お酒や軽食を扱うため、服が汚れる可能性があります。
したがって、個人的に大切にしている服や思い入れのある服、高価な服は着るのを控えましょう。
手頃な価格でもおしゃれに見えるアイテムを用意しておけば、汚れたり形が崩れたりしても、手軽に新しいものに買い換えられます。
ガールズバーで着る服はお店によって異なる
ガールズバーで着る服装は、お店にコンセプトがあるかないかで決まります。
お店に特定のテーマがある場合は、貸し出された制服を着て接客し、テーマがない場合は、キャストがお店の雰囲気に合わせた私服で接客します。
制服貸与があるお店のメリット・デメリット
メリット |
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・毎回勤務時の服装を考えずに済む ・制服のタイプよって時給が上がるお店もある ・普段しない格好をコスプレ感覚で楽しめる |
デメリット |
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・レンタルの場合、他の人が着用したアイテムを着る可能性がある ・露出が多い衣装の場合は、ヌーブラやTバックの用意が必要になる ・「制服代」が給料から天引きされるお店もある |
お店から制服を貸してもらえると、毎回コーディネートを考えることがなくなり、負担が減ります。さらに、普段着ないような服を貸してもらえるため、コスプレ感覚で楽しみながら働くことができます。
しかし、お店のコンセプトがバニーガールや水着であれば、露出度の高い衣装を着ることになるため、抵抗が大きくてデメリットに感じる方もいるでしょう。さらに、露出が多すぎると自分でヌーブラやTバックを用意しなければならなかったり、レンタルの場合は他の人が着ていた衣装を着る可能性があるため、妥協点を考えておく必要があります。
ただし、露出度の高い衣装が制服のお店は、他のガールズバーよりも時給が高く設定されていることが多いので、効率良く稼ぎたいと考えている人には向いているでしょう。
私服で働けるお店のメリット・デメリット
メリット |
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・着替える手間が省けお客さんに個性をアピールできる ・露出の度合いを自分で調整できる ・他の人が着たアイテムを着なくても良い |
デメリット |
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・必ずしも自分が着たい服を着られるわけではない ・お店によってドレスコードが決められている ・系統が違う私服を購入しなければならない |
制服がなく私服で働けるお店は、外出先から着替えずに済むため、昼職が終わった後や学校からでもすぐにお店に向かえるメリットがあります。
さらに、私服で他キャストとは違う個性や雰囲気をアピールすれば、少しでも早くお客さんに顔と名前を覚えてもらいやすくなります。また、私服であれば、自分で洋服を選ぶ手間があるものの、露出の度合いを調整できるため、肌を見せるのに抵抗がある人も安心して働けます。
ただし、私服がOKだとしても、お客さんの接客をする仕事なので、デニムやスニーカーなどのカジュアルなアイテムは好まれず、ワンピースやスカート、ヒールなどを着るよう決められているお店もあります。
したがって、普段はカジュアルな服装を着ている人にとっては、着たい服を着られないことになるので、ストレスを感じるかもしれません。
ガールズバーの服装でよくある質問
服装自由のお店でも特定の衣装を着ることってあるの?
多くのガールズバーでは、季節や特定のテーマに合わせたコスプレイベントが定期的に行われています。そのため、私服OKのお店でも定期的に衣装を着る可能性があります。
衣装の購入は自己負担ですが、集客率が高く普段よりも高い売り上げを見込めるため、稼ぎやすいです。
ただし、夏やハロウィン、クリスマスなどの季節は、他のお店も同時期にイベントを開催する可能性が高いため、人気の雑貨屋やネットショップでは、衣装がすぐに売り切れる可能性があります。
したがって、お店でイベントが開催されると決まった時点で商品を購入しておいたり、予約するなどして準備をしておきましょう。
制服があるお店は髪型やネイルも決められているの?
ガールズバーでは、制服の有無に関わらず、キャストの髪型やネイルは自由です。
ただし、過度な長さのネイルはお客様への印象を損ねる可能性があり、料理もしにくいため避けるのがおすすめです。
また、金髪やピンク系など、個性的で派手な髪色でも問題ありませんが、男性の好みが分かれるため、お店によってはNGの場合もあります。
服って何着くらい用意したらいいの?
服装が自由なお店では、最低2種類以上の衣装を用意しておくのがおすすめです。
仮に、週に一回の出勤でも、特定のキャストを目当てに訪れるお客様がいる場合「また同じ服を着ている」と思われてしまう可能性があるため、違う色・種類の服を用意して交互に着るようにしましょう。そうすれば、お客様に新鮮な印象を与え、見る楽しさを提供できます。
また、週に5日出勤する場合は、5種類以上の衣装を用意しておくと良いでしょう。
同じ服を同じ曜日に着てもいいの?
お客様の中には、特定の曜日に訪れる方もいるかもしれないため、同じ曜日に同じ服を着ないよう心がけましょう。
例えば、4月の1週目の月曜日に着た服は、翌週の月曜日ではなく水曜日に着ると良いでしょう。
手持ちアイテムの工夫により、新しさや変化で興味を引けば、お客様に期待を持って来店していただけるでしょう。
まとめ
ガールズバーでの服装は、清楚な印象で親しみやすく明るい雰囲気のワンピースやニット、膝丈のスカートやショートパンツなどを取り入れると良いでしょう。
制服が貸与されるお店の場合、自分で服装を考えなくて良いため気軽ですが、制服代がお給料から天引きされるケースもあります。
ガールズバーの仕事は、男性から見られる仕事であり接客業のため、私服であってもお客様の前に立つのにふさわしい服装を心がけましょう。
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