コンカフェで働くことを考えたとき「お絵描きがあるって聞いたけど、絵がヘタでも大丈夫……?」と気になった方もいるのではないでしょうか?ケチャップでオムライスに描いたり、チェキに落書きしたり……コンカフェ嬢にとってお絵描きもお客さんとの距離を縮めるコミュニケーションのひとつです。
この記事ではコンカフェ嬢がお絵描きを求められるシーンとともに、お絵描きが苦手でも魅力に変えるコツについてまとめました。絵に自信がない方も、ぜひお仕事の参考にしてみてくださいね。
コンカフェの「お絵描き」とは?

コンカフェでは、お客さんの目の前でコンカフェ嬢が絵を描くサービスも定番のひとつ。メイドカフェの時代から続く文化で、今ではコンセプトの違うお店でも取り入れているところがたくさんあるんですよ。
お絵描きといっても、描くのは絵だけではありません。お客さんのお名前や「ありがとう」などのメッセージ、記念日のお祝いの言葉など……お店によってはサインを添えるところも。
絵が得意でなくても、文字やちょっとした飾りで気持ちを伝えられるのがうれしいポイントですね。
また、お絵描きがあるお店ほかないお店もあるので、コンカフェで働くうえでお絵描きに不安がある方は、サービス内容やお絵描きの頻度も確認してお店を選びましょう。
コンカフェでは何にお絵描きするの?場面別の特徴

コンカフェのお絵描きは、お店のサービスのいろいろなところで登場します。描く場所によって使う道具も難しさも、お客さんの喜び方も少しずつ変わりますよ。ここでは、コンカフェでお絵描きを求められる代表的なシーンを見ていきましょう。
オムライスの落書き(ケチャップアート)
コンカフェのお絵描きといえば、やっぱりオムライスへの落書きが代表格。ふわふわの卵にケチャップでハートや動物・お客さんのお名前などを描いて提供するサービスですね。
ケチャップアートの特徴は一度描いたら描き直せない一発勝負なところ。ケチャップで描いて食事として提供するので修正もききづらく、慣れないうちは線がよれてしまいがちです……。
だからこそ、最初は丸や三角を組み合わせた簡単な図案から始めて、お皿のふちにハートや日付を添えると、一気に華やかな仕上がりになりますよ。
コンカフェ嬢としてオムライスへのお絵描きのコツを詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみてくださいね。
チェキの落書き
チェキの落書きはお客さんとのチェキ撮影のあとに、写真の余白へお名前やイラスト・メッセージを描き込むサービス。使い慣れたサインペンなどを使って描けるので、お絵描きのなかでもチャレンジしやすいサービスだといえますね。
撮った写真はお客さんがおうちに持ち帰って、あとから何度も見返すもの。だからこそ、チェキでは簡単な絵はもちろん名前やメッセージなどの文字を盛り込むケースも多いでしょう。
まわりをフレームのように囲んだり、ハートや星をちりばめたりするのもおすすめです。
ドリンク・カフェラテのアート
ドリンクやカフェラテのアートは、泡やクリームにソースなどで絵を描くお絵描き。グラスのドリンクが、コンカフェ嬢のひと工夫でかわいい特別な1杯に仕上がります。お誕生日や季節のイベントに合わせれば、お客さんにも喜んでもらいやすいでしょう。
やり方はお店によってさまざまで、細い口の容器でチョコレートソースを描く方法や専用のペンで描く方法も。泡は時間がたつと崩れやすいので、手早く仕上げるスピード感を意識して練習しておくのが大切です。
メッセージカード・ホワイトボードのイラスト
お絵描きは食べ物や写真だけでなく、メッセージカードやホワイトボードでも活躍します。お誕生日や記念日のお祝いカードに、ひと言メッセージと小さなイラストを添えるお店も多いんですよ。手書きのカードは、お客さんの手元に思い出として残るのがうれしいポイントです。
また、ホワイトボードは今日のおすすめメニューやイベントのお知らせ・出勤しているコンカフェ嬢の紹介などに使われます。
遠くからでも目に入るよう、太めの線で大きく描くのがコツ。文字だけだと少し寂しいときは、ハートやリボン、動物のイラストをまわりに足してみましょう。
どちらも、ケチャップやドリンクと違って、時間をかけて下書きができるのが強み。描き直しがしやすいので、絵に自信がない方でも取り組みやすいお絵描きだといえますね。
お客さんからのリクエスト対応
コンカフェ嬢はお客さんから「これを描いてほしい」とお絵描きのリクエストをいただくことも。好きなキャラクターや動物・似顔絵など……内容はさまざまで、突然言われるとドキッとしますが、絵のクオリティより頑張って描いてくれる姿勢のほうがうれしいお客さんも多いんですよ。
描けそうなものなら、デフォルメしてかわいく仕上げるのがコツ。人やキャラクターの絵なら髪型や色・持ち物など、特徴を押さえて「それっぽさ」を出すのがポイントです。
なお、有名なアニメやゲームのキャラクターは、お店によって描いてよいかどうかのルールが決まっているケースもあるので、迷ったときは自分で判断せず、先にお店に確認しておくと安心。描けないときは無理に引き受けず、得意な絵柄や動物を提案してみましょう。
出勤中につける名札のデコレーション
コンカフェでは、出勤中に身につける名札を手書きやイラストでデコレーションするお店もあります。名前の横に動物やお気に入りのモチーフを描くだけで、自分らしさがしっかり伝わりますよ。
名札は小さなスペースなので、シンプルな絵と太めの線で見やすく描くのがポイント。名前が読みづらくならないよう、絵は端にそえるくらいがちょうどよいでしょう。
気軽に描き直せるのがいいところですが、毎日つけるものなので、お絵描きを練習する第一歩としてもこだわって描いてみてくださいね。
コンカフェ嬢として知っておきたい名札の書き方やデコレーションのポイントは、こちらでも詳しく紹介しています。名札の書き方にお悩みの方は、こちらも参考にしてください。
コンカフェ嬢がお絵描きをきれいに仕上げるコツ

お絵描きはちょっとしたコツを知っているだけで、見栄えがグッとよくなります。ここでは、コンカフェ嬢として知っておきたいお絵描きのクオリティを高めるポイントを紹介します。
線は途切れさせず、ゆっくり描く
きれいに見えるお絵描きの第一歩は、線を途切れさせずにゆっくり描くこと。急いで描くと線がガタガタしたり途中で切れてしまったりして、仕上がりが不安定になってしまいがち……。
だからこそ、線がぶれないようケチャップやペンを持つときは、手首を動かしすぎず腕全体を動かすイメージで描きましょう。特にケチャップやチョコペンは強く握りすぎると一気に出てしまうので、最初は弱い力で支えるだけの意識で持って、少しずつ力加減を調整するのがコツです。
色や図案は絞って統一感を出す
お絵描きは使う色や図案を欲張りすぎないほうが、かえってまとまりよくかわいく仕上がります。たくさんの色を使うとごちゃごちゃして見えやすいので、チェキやカードでは2〜3種類を目安に色やモチーフをしぼると洗練された印象になりますよ。
自分のイメージカラーを決めておくのもおすすめ。コンカフェ内でのキャラクターから「イメージカラー」を決めて積極的に使えば「〇〇色ならあの子」とお客さんに覚えてもらえるでしょう。
自分の「定番の絵」を決めてキャラづけする
「この子といえばこの絵」と思ってもらえる自分だけの定番の絵を決めておくのも、お客さんに自分を覚えてもらううえで役立ちます。動物でも食べ物でも、好きなモチーフなら何でも問題ありませんよ。
同じ絵を何度も描くうちに、自然と手が慣れて上手になるのもうれしいポイント。お絵描きが苦手なら、最初は丸をベースにした猫やうさぎ・顔文字など、シンプルな図案から選ぶのもよいですね。
定番の絵があれば「今日も描いてほしい」とリクエストされることも増えて、お客さんとの会話のきっかけにもなります。自分の名前やキャッチフレーズと組み合わせると、サイン感覚で描けてお客さんにさらに覚えてもらいやすいでしょう。
先輩コンカフェ嬢の絵の真似から入るのもおすすめ
どんな絵を描けばいいか迷ったときは、先輩コンカフェ嬢の絵を真似してみるのもおすすめ。お店でよく描かれている図案は、お客さんにも人気があるとわかるので、まずマスターしていきたいモチーフだといえます。
そのままコピーするのではなく、色や小さな飾りを自分流にアレンジすれば、オリジナルのイラストに。
先輩コンカフェ嬢に「この絵ってどうやって描くんですか?」と聞いてみるのも、いいきっかけになりますよ。少しずつ真似しながら、自分らしいスタイルを見つけましょう。
絵が苦手でも大丈夫。コンカフェで働く前に知っておきたいポイント

「絵が苦手だから、コンカフェで働くのは無理かも……」そう思っている方も、安心してください。実は、絵が苦手なのがかえってコンカフェ嬢としての魅力や個性になるケースもあるんですよ。
ここではお絵描きが苦手な方向けのお店選びのコツや、個性に変えるポイントについてまとめました。
「絵が苦手」なだけで強いキャラクターになる
絵が苦手であっても、コンカフェ嬢を諦める理由にはなりません。コンカフェ嬢は絵が苦手なのもひとつのキャラクターになるので、無理に上達する必要はないんです。
絵が上手に仕上がらなくても「それがかわいい」と受け止めてもらいやすいのは、コンカフェ嬢ならでは。完璧な絵よりも、一生懸命描いている姿のほうが、お客さんの心に残るケースもありますよ。
「絵が苦手なんです〜」と笑顔で伝えながら描けば、それ自体がお客さんとの会話のきっかけになります。もちろんこれから練習していくのもよいですが、苦手を隠さず頑張る姿を見せていくのも、お客さんから応援してもらえるきっかけとなるはずです。
絵はクオリティより「楽しそうに描く姿勢」が大切
お絵描きで一番大切なのはうまさよりも楽しそうに描く姿勢。お客さんは完成した絵はもちろん、目の前で描いている時間も一緒に楽しんでいます。多少線がゆがんでも「あっ、ちょっと曲がっちゃった……」と笑いながら続ければ、むしろ愛される雰囲気に変えられますよ。
お絵描きはコミュニケーションのひとつでもあるので、クオリティではなくお客さんに楽しんでもらえる時間を大切にしましょう。
「どんな絵がいいですか?」「何色が好きですか?」と声をかけながら描くと、自然と会話も弾みます。
肩の力を抜いて、自分も楽しむ気持ちでチャレンジしてみてくださいね。
絵が苦手ならお絵描きの頻度をチェックしてお店を選ぼう
お絵描きの頻度は、お店によってさまざま。食事に力を入れているお店ではオムライスやラテへのお絵描きが増えるほか、チェキに力を入れているコンカフェもあるでしょう。
もちろんお絵描きがコンプレックスでできるだけ避けたいのであれば、落書きメニューが少ないお店を選ぶなど、自分に合ったお店を選ぶのも選択肢のひとつ。面接や体入のときに、お店にお絵描きの頻度や練習の時間があるかを聞いてみるのもよいですね。
ハートや顔文字・メッセージなど簡単な図案でもOK
お絵描きは難しい絵を描かなくても十分喜ばれます。ハート・星・顔文字・名前など……簡単な図案でも気持ちはしっかり伝わりますよ。
「〇〇さんへ」とお名前を入れたり「ありがとう」「また来てね」と添えたりするだけでも、特別感はグッと高まります。
文字を書くときは少し太めの線で大きく書くと読みやすく、そこに細いペンでハートや星を足せば、手軽に華やかさを演出できるでしょう。
顔文字は、直線と曲線の組み合わせなので、絵が苦手な方にもぴったり。簡単な図案を数種類ストックしておけば、お絵描きのレパートリーを少しずつ増やせますよ。
あえて下手だった絵を残して成長過程を残すのもおすすめ
最初の絵が思うように描けなくても、ガッカリする必要はありません。あえて下手だったころの絵を写真に残しておくと、あとから見返したときに成長を実感できますよ。
絵のビフォーアフターをSNSに投稿して「コンカフェ嬢として働くうちにこんなにうまくなりました」と発信するのも戦略のひとつ。
お店に来たことがない方にも興味を持ってもらいやすく、応援してもらえるきっかけづくりとしても役立つでしょう。
ただし、お店のルールで撮影や投稿に決まりがあるので、事前にお店に確認してから発信してくださいね。
お客さんに喜ばれる!お絵描き中の会話と接客のコツ

お絵描きはただ絵を描く時間ではなく、お客さんと楽しく過ごせる大切な接客のひとつ。ここでは、コンカフェでのお絵描き中の会話テクニックを紹介します。
描きながら話すと間が持ちやすい
お絵描きの時間は、描くことに集中しすぎると会話が途切れがち……。だからこそ、お絵描き中は「今日は何を描きましょうか?」「好きな色はありますか?」と、お客さんに積極的に声をかけてみましょう。
絵を描いている間は、お客さんもわくわくしながら完成を待っているので、話のきっかけも作りやすいもの。好きなキャラクターや最近ハマっていることなどを聞けば、さりげなくお絵描き後にも役立つ会話のタネを見つけられますよ。
ネガティブな言葉や下品な表現は避けよう
お絵描きで書くメッセージは、お客さんにとって思い出に残るもの。だからこそネガティブな言葉や下品な表現は避けましょう。冗談のつもりでも、受け取る人によっては不快に感じられるケースも。
また、お客さんの外見や年齢・お仕事などに触れる言葉も、気づかないうちに相手を傷つけてしまいかねないので、避けるのが無難ですね。
迷ったときは「ありがとう」「また会いたいな」など、前向きで温かいメッセージを選びましょう。
文字だけのシンプルなメッセージはハートや星などを添えて、華やかにするとかわいいお絵描きメッセージに仕上がりますよ。
リクエストされたときの返し方
お客さんから思いがけないリクエストをいただいたときは、まず笑顔で「なるほど。がんばってみます」と受け止めるのがキホンです。すぐに図案が思い浮かんだリクエストであれば「がんばって描きますね」とクオリティを期待させすぎない言葉を添えてから描き始めて、お客さんからの応援を求めましょう。
難しいイラストだったり、版権イラストでお店の判断を聞きたかったりするときは「ちょっと調べてきますね」と控え室に戻って調べたり、お店に確認を取ったりするのもおすすめ。
もし描けないモチーフをリクエストされたときは「そのイラストは難しいので、代わりにこちらはどうですか?」と別の案を提案して、お客さんと話し合って決めましょう。
失敗したお絵描きを笑いに変えるフォロー術
どんなにお絵描きがうまくても、ときには失敗してしまうことも……。ですが、ケチャップが出すぎたり線がゆがんだりしても笑いに変えてしまえば問題ありません。「やっちゃった〜」と明るく言って、絵をアレンジしてしまいましょう。
例えば失敗した部分を目や口、演出としてのハートやキラキラに見立てて、少しアレンジしてしまうのも方法のひとつ。「新しい子が誕生しました」「いつもより輝いてますよ」と笑顔で見せて、笑いに変えるのがポイントです。
コンカフェ嬢としてお客さんとのやりとりで迷ったときのマナーやルールは、こちらの記事でもチェックしてみてください。
コンカフェ嬢のお絵描きに関するよくある質問

ここでは、お絵描きについてよく聞かれる質問に、ひとつずつお答えします。これからコンカフェの面接や体入を考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
絵が全く描けなくても採用される?
絵が全く描けなくても働けるコンカフェはたくさんあります。コンカフェはお絵描きのクオリティだけではなく、明るさや楽しく接客できる気持ちも大切にしていますよ。
お店によっては、入店後に先輩が描き方を教えてくれたり、練習の時間を設けてくれたりするところも。お絵描きは簡単な図案から始めて慣れていけば問題ないので、面接や体入で正直に聞いてみてくださいね。
お絵描きのうまさで時給や報酬は変わる?
時給や報酬の決まり方は、お店によって変わります。お絵描きのうまさがそのまま時給に影響するとは限らず、お客さんからの人気や出勤日数・接客の様子など……さまざまな部分が評価されますよ。
ただ、お絵描きが得意だと「あの子に描いてほしい」とお客さんに指名してもらえるきっかけになるケースも。
お絵描きのうまさが評判になって指名やチェキの注文が増えれば、結果的にお給料アップにつながるチャンスもあるでしょう。
お店ごとの報酬のしくみは、求人情報や面接で確認できます。気になる点は遠慮なく聞いてみてくださいね。
お客さんの似顔絵を頼まれたときはどうする?
似顔絵のリクエストは難しそうに感じますが、デフォルメしてかわいく描けば問題ありません。リアルに似せる必要はなく、特徴をとらえるのがポイントですね。
髪型や髪の色、メガネの有無や服装など……その日の身だしなみをポイントにすると、特徴を押さえた似顔絵に仕上がります。
顔のパーツは丸や点・線でシンプルにまとめると、角の立たないデフォルメイラストができあがるでしょう。
お客さんは、自分のために描いてくれた気持ちがうれしいもの。完成した似顔絵を一緒に見ながら会話を楽しめば、それだけで楽しい時間になりますよ。
まとめ:コンカフェはお絵描きが苦手でも大丈夫。楽しんで描こう
コンカフェのお絵描きは、オムライスやチェキ・ドリンクなどシーンごとに特徴があり、お店によって頻度も違います。線をゆっくり描く、使う色やモチーフを絞るなどのポイントを押さえれば、
色や図案をしぼる、定番の絵を決めるといったコツを押さえれば、絵が苦手でもきれいに仕上げられますよ。
そして絵が苦手であっても個性になるのが、コンカフェの魅力。うまさよりも楽しそうに描く姿勢が、お客さんとの会話や接客につながっていくでしょう。気になるお店が見つかったら体入から挑戦して、お絵描きの雰囲気を確かめてみてくださいね。
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