コンカフェで働き始めると、シフト表で「お散歩」といった文字を見かけることもありますよね。実はこの言葉、お店の外でお客さんに声をかける宣伝活動を指すのと、お店公認のお出かけデートを指すことの2つの意味で使われているんです。
この記事ではコンカフェの「お散歩」が持つ2つの意味や、お客さんに拾ってもらうための具体的なコツ、お出かけに誘われたときの立ち回り方まで紹介します。お散歩の仕組みを知っていれば、当日の動き方もイメージできるはずです。
コンカフェの「お散歩」とは?2つの意味を整理

コンカフェの「お散歩」には2つの意味があり、どちらの意味で使われているかはお店によってさまざま。まずはコンカフェにおけるお散歩の意味と、似た言葉として使われる「同伴」「アフター」との違いもあわせて整理しましょう。
①ビラ配りや呼び込みなどお店の外での宣伝活動
1つ目の意味は、お店の近くでチラシを配ったり、通りかかるお客さんに声をかけたりする宣伝活動としての「お散歩」。コンカフェでは新しいお客さんとの出会いがお店の盛り上がりにつながるので、シフトの一部として組み込まれているケースもありますよ。
配るチラシにはお店の割引情報やコンカフェ嬢の紹介が載っているケースが多く、興味を持ってもらえればそのまま来店につながるチャンスも。
お散歩に慣れて声をかけるタイミングや言葉選びをマスターできれば、お散歩で出会ったお客さんがそのまま常連さんになってくれることも珍しくありません。
②お店公認の店外デート・お出かけ制度
2つ目の意味は、お店が制度として用意しているお客さんとの店外デートです。お客さんと一緒に近所を少し歩くだけの軽いものから、お食事や買い物まで楽しむものまで、内容や時間はお店によってさまざま。
この形のお散歩は、すでに仲よくなったお客さんとの関係を深める手法として使われるお店が多く、普段の店内接客とは違った雰囲気で会話を楽しめるのが魅力だといえますね。
お店によって呼び方やルールは変わるので、気になる方は面接や体入で確認するのがおすすめです。
「同伴」「アフター」とは何が違うの?
ナイトワークの用語として「同伴」「アフター」という言葉もよく聞きますよね。
- 同伴
営業時間前にお客さんと食事などをしてから一緒に出勤する営業方法
- アフター
営業後にお客さんと食事やお茶に出かける営業方法
どちらもお客さんと過ごす時間なのはお散歩と似ていますが、タイミングやお店での位置づけは変わります。お散歩は主に新規のお客さんとの出会いづくりや、営業時間内の軽いお出かけとして使われるのに対し、同伴やアフターは営業の前後に設定される点が大きな違いですね。
【宣伝活動編】コンカフェ嬢がお散歩で拾ってもらうコツ

ここからは、宣伝活動としてのお散歩で、お客さんに拾ってもらうコツを紹介します。ちょっとした意識の違いで声のかけやすさは大きく変わるので、ぜひ参考にしてくださいね。
声かけより先に「立ち方」「表情」を意識する
お散歩で成果を出したいなら、声をかける前の立ち方や表情が大切です。腕を組んで下を向いていれば、どうしても話しかけづらい印象になってしまいますよね……。
一方で背筋を伸ばして正面を向き、やわらかい笑顔を浮かべれば、通りかかるお客さんからの印象はグッとよくなります。声をかける内容を考えるのは大切ですが、まずは「話しかけやすい雰囲気づくり」を意識しましょう。
タイミングを逃さずお客さんに目線を合わせる
お客さんに気づいてもらえても、目が合うタイミングを逃せば声をかけるきっかけを失ってしまいます……。そこで、遠くからお客さん候補が歩いてくるのが見えたら、早めに視線を向けて目が合った瞬間に軽く会釈するのがポイントです。
この一瞬のやり取りがあるだけで、お客さんも立ち止まりやすくなります。相手が足を止めてくれたタイミングで声をかけると、自然に会話を始めやすくなります。
無理に呼び止めたり進路をふさいだりせず、相手のペースに合わせ、お店や地域のルールを守って案内しましょう。
人通りの多い時間帯・場所を選ぶ
同じ時間がんばっていても、場所や時間帯によって結果は変わります。人通りが多い時間帯や、ほかのお店の呼び込みが集まっているエリアは、それだけお客さんの目に留まるチャンスも増えますよね。
反対に、人通りが少ない場所では、どれだけ工夫しても声をかけられる機会自体が限られてしまいます……。曜日や季節・イベントの有無によっても人通りは変わるので、何パターンか場所の候補を持って、人通りの多い場所でお散歩するのがポイントです。
お散歩をする場所や時間帯は、お店が指定する範囲や地域のルールを守ることが大前提です。
そのうえでお店や先輩コンカフェ嬢に人通りの多い場所や声をかけやすい時間帯を聞いてみましょう。
ペアで動くときに差がつく連携のコツ
2人以上でお散歩するときは、ポジションの取り方で成果がガラッと変わります。同じ場所に並んで立つよりも、少し距離を取って立てば、声をかけられるお客さんの人数を増やせるでしょう。
片方が声をかけている間は、もう片方が周囲に目を配れば、新しいお客さんを見つけるチャンスは増やせます。
お互いの動きを見ながら、声をかけるタイミングが重ならないように調整すれば、テンポよく多くのお客さん候補に声をかけられますよ。
ゴキブリや無銭乞食に困ったらお店に報告して距離を取る
お散歩していると、冷やかしだけの方や路上のおしゃべりだけを楽しもうとする方に声をかけられるケースも……。こうした方に丁寧に対応し続ければ、来店に繋がらないだけでなく来店意思のあるお客さん候補を逃す原因になりかねません。
だからこそ、来店意思のないいわゆるゴキブリや無銭乞食は1人で対応しきろうとせず、近くにいる先輩コンカフェ嬢や黒服(ボーイ)に報告しましょう。
万が一に備えて、お店のゴキブリ対策やお散歩中の連絡方法を聞いておけば、余裕を持ってお散歩に出かけられますよ。
コンカフェ嬢のお仕事としてビラ配りは定番!コンカフェ嬢のビラ配りのコツや注意点についてはこちらでも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてくださいね。
【お出かけ編】コンカフェ嬢がお散歩デートに誘われたときの立ち回り方

お客さんから店外へのお出かけに誘われたときは、どう対応すべきか迷ってしまう方も多いですよね……。ここでは、コンカフェ嬢が営業中にお散歩デートに誘われたときの立ち回り方を紹介します。
応じるかどうかはお店のルールが最優先
お客さんからお出かけに誘われたときは、自分だけで判断せず必ずお店のルールを確認しましょう。お店によっては、事前の申請や黒服への報告が必要なケースもあれば、そもそもこうした制度自体を設けていないお店もあります。
ルールを知らないまま応じれば、あとからお店とのトラブルに発展しかねないので、誘われたときは「お店に確認してからお返事しますね」と伝えましょう。
働く前の面接の段階で、こうした制度の有無を聞いておくのもよいですね。
ルールに沿って行動するのが、あなたの安全を守ることにもつながるので、少しでも判断に迷ったときはお店に相談する習慣をつけましょう。
当日の服装・持ち物で気をつけたいこと
お出かけに誘われたときの服装は、普段のコンカフェでの衣装とは違い、外出先にふさわしいものを選ぶのがポイントです。あまり華美すぎない、動きやすく清潔感のあるコーディネートを意識すると、お客さんからも好印象を持ってもらえるでしょう。
持ち物としてはスマホや身分証・ちょっとしたメイク直しポーチなど、外出先に合わせた必需品を準備するのがキホン。
急な予定変更に対応できるよう、連絡手段はいつでも使える状態にしましょう。
普段のお出かけと同じ感覚で準備しておけば、当日も落ち着いて過ごせますよ。
気まずくならない距離感の保ち方
お出かけ中は楽しい時間を過ごしながらも、適度な距離感を保つのが長く楽しく続けるコツ。会話のなかで踏み込みすぎた質問をされたときは、笑顔でやんわりと話題を変えるだけでも十分に対応できますよ。
もしもお客様から手をつなごうとするなどのアプローチがあったときは、軽く身体の向きを変えたり、荷物を持ち直すふりをしたりして、ダメなことだとさりげなく表現しましょう。
ただし、それでも察してくれない場合は、「そういうことはできないんです」とはっきり伝えることも大切です。
不安を感じたらすぐにお店へ連絡
お散歩はお店の目がないからこそ、ときにはお客さんの態度が豹変して強引に外出先を変えようとするなど、対応に困る状況に陥る可能性も考えなければいけません……。そこで、お出かけ中に少しでも不安や違和感を覚えたときは、我慢せずにすぐお店へ連絡しましょう。
お出かけに応じる前には、緊急時の連絡先や連絡方法を必ず確認しておきましょう。
お店とすぐに連絡が取れない場合に備えて、信頼できる人にも予定や行き先を伝えておくと安心です。困ったときに頼れる場所があるとわかっていれば、お出かけの時間も前向きな気持ちで楽しめるでしょう。
コンカフェでは店外デートとしてのお散歩をはじめ、オプション内容はさまざま。コンカフェで用意されているオプションについて詳しく知りたい方は、こちらもぜひ参考にしてください。
お散歩が苦手なコンカフェ嬢が無理なく働くためのポイント

お散歩に苦手意識を持っているコンカフェ嬢さんも少なくありません。ここでは、お散歩になかなか慣れないと感じている方に向けて、気持ちを少し軽くできるアドバイスを紹介します。
コンカフェ嬢のお仕事で無理する必要はないので、あなたのペースを大切にしてくださいね。
最初から成果を求めすぎず、少しずつ慣れる
お散歩を始めたばかりだと、なかなか思うようにお客さんに拾ってもらえず、落ち込んでしまう方もいるかもしれません……。ですが、最初から大きな成果を求めすぎると、プレッシャーばかりが大きくなってしまいます。
コンカフェ嬢としての経験を積んでいくなかで、お散歩のコツも少しずつ身についていくもの。1日で声をかけられた人数や笑顔で対応できた回数など……小さな目標から設定して、焦らずあなたのペースで取り組むのが、長く続ける近道ですよ。
うまくいかない日があっても、それは誰もが通る道なので気に病みすぎないでくださいね。昨日より少しだけうまくできたと感じられれば、それも立派な成長です。
先輩の動きを観察して参考にする
なかなかお散歩がうまくいかない……とお悩みなら、お散歩に慣れている先輩コンカフェ嬢の動きを観察するのもおすすめです。どんな立ち位置で待っているか、どんなタイミングで声をかけているか、どんな表情でチラシを渡しているかなど……参考にできるポイントはたくさんありますよ。
可能であれば、先輩と一緒にお散歩する機会をお願いするのも方法のひとつ。
実際の動きを間近で参考にさせてもらえば、あなたが働いているお店・エリアならではのお散歩のコツも見えるでしょう。
無理せずお散歩がないお店を選ぶのもおすすめ
いろいろ試してみてもお散歩がどうしても苦手だと感じるのであれば、お散歩が少ない、またはないお店を選ぶ方法もあります。コンカフェにはさまざまな営業スタイルがあり、店内での接客を中心にしているお店もたくさんありますよ。
働き方の希望は、面接のときに遠慮せず伝えるのがおすすめ。自分に合った働き方ができるお店を見つければ、無理なく楽しくお仕事を続けられるでしょう。
お散歩が得意でなくても活躍できる場所はたくさんあるので、あなたに合ったスタイルを探してくださいね。
コンカフェは全国にたくさんのお店があって、求人選びに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?あなたに合ったお店を見つけるポイントについては、こちらでくわしく紹介しているので、あわせてチェックしてくださいね。
まとめ:お散歩の意味と場面を理解して自分らしく取り組もう
ここまで、コンカフェの「お散歩」が持つ2つの意味と、それぞれの場面での立ち回り方を紹介しました。
宣伝活動としてのお散歩は、立ち方や表情・声をかけるタイミングを少し工夫するだけで、拾ってもらえる確率をグッと高められます。一方で、お出かけ型のお散歩についてもお店のルールを確認しながら自分なりの距離感を大切にすれば、安心して楽しめるでしょう。
最初はうまくいかなくても、それは多くのコンカフェ嬢たちが経験してきた通り道なので、自分のペースで少しずつ慣れてくださいね。
このサイトではコンカフェやガールズバーに関するお役立ち情報を多数発信しています。コンカフェやガールズバーでのお仕事に興味がある方は、ぜひほかの記事も参考にしてください。



















