コンカフェは、かわいい制服やお店ごとの世界観を楽しめることから、若い女性の間で人気を集めています。なかには、17歳という若いうちから「コンカフェで働いてみたい」と憧れている人もいるでしょう。しかし、17歳がコンカフェで働くのはかなりハードルが高いのが現状です。
この記事では、17歳がコンカフェで働くために知っておきたい「風営法」と「労働基準法」についてや、実際に働けるお店の特徴、求人を探すときの注意点まで詳しく解説していきます。
年齢にまつわるトラブルに巻き込まれないためにも、コンカフェ勤務の年齢のルールはしっかり把握しておきましょう。
17歳でもコンカフェで働ける?カギを握るのは「風営法」と「労働基準法」

結論から言うと、17歳でもコンカフェで働けるお店はあります。ただしすべてのコンカフェで働けるわけではありません。ポイントになるのは、「風営法」と「労働基準法」の2つの観点です。
まずはこの2つの法律がどうかかわってくるのか、順番に見ていきましょう。
「風営法許可」があるお店では接待行為を伴うため17歳は働けない
「風営法許可」があるお店では、接待行為をするため17歳は働けません。コンカフェには、風俗営業の許可を取って営業しているお店と、そうではないお店があります。
風営法の許可を取っているお店では、お客様の隣に座って会話をしたり、お酒を作りながら一緒に楽しんだりする「接待」を行います。キャバクラに近い接客スタイルをイメージするとわかりやすいでしょう。
ただし、18歳未満がこうした接待をすることは法律で禁止されています。そのため、17歳の場合は、風営法許可のあるコンカフェでは働けないのです。
コンカフェと風営法の関係については、こちらの記事でも解説しています。
「飲食店営業」のお店なら働けるケースも
17歳は接待業務を伴うお店で働けない一方、コンカフェには「飲食店営業許可」だけで営業しているお店もあります。こうしたお店は普通の飲食店として扱われるため、17歳でも働ける可能性があります。
同じ「コンカフェ」という名前がついていても、お店がどちらの許可を取っているかによって、法律上の扱いは大きく異なります。
求人サイトの説明だけでは判断がつきにくい場合も多いので、選ぶ際には注意したいところです。
「労働基準法」によって17歳は22時以降は働けない
風営法の条件をクリアしていても、「労働基準法」にも気をつけましょう。18歳未満は、夜10時から朝5時までの時間は働けません。
コンカフェは夜がメインのお店が多いので、17歳が働けるのはこの時間より前のシフトだけになります。このルールは法律で決まっているので、お店の都合で変えられません。
17歳でも働けるコンカフェの特徴

ここまで解説した法律の観点を踏まえると、17歳が働けるコンカフェには制限があるのがわかります。では、どのようなお店なら17歳でも働けるのか、詳しい特徴を見ていきましょう。
接待のないカフェ型のコンカフェ
17歳でも働けるのは、接待をしないカフェ型のコンカフェです。具体的には、お客様の隣に座ったりお酒を作ったりなどの「接待」がなく、注文を取ったり料理を運んだりする、普通の飲食店に近いスタイルのお店が該当します。
お客様と軽い会話を楽しむ場面はあっても、法律でいう接待にはあたらないため、風営法の心配をせずに働くことが可能。
かわいい制服を着て、コンカフェらしい雰囲気を楽しめる点は変わりません。
昼営業のみのコンカフェ
17歳でも働ける可能性があるとすれば、昼間だけ営業しているコンカフェもあります。
法律上、17歳は夜10時以降働けないため、昼営業のお店であれば時間の制限を気にせずシフトに入れます。
ランチタイムやカフェタイムをメインにしているお店なら、学校が終わったあとの時間帯でも働きやすいでしょう。
夜営業をメインにしているお店でも、昼のシフトだけで募集している場合もあるので、17歳の方は応募のときに確認してみてください。
17歳でも働けるコンカフェを探すときに気をつけたいポイント

17歳でも働けるコンカフェが見つかったとしても、応募する前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。求人情報だけでは分からないことも多いため、しっかり見極めるのが大切です。
ここからは、お店を探すときに気をつけたいポイントを紹介していきます。
年齢確認をしないお店は避けるべき
応募のときに年齢確認をしっかり行わないお店は、避けたほうがよいでしょう。きちんとしたお店であれば、未成年者を守るために身分証の提示を求めます。
逆に年齢を確認せずに採用しようとするお店は、他の場面でもルーズな対応をされるかもしれません。トラブルに巻き込まれるリスクもあります。
安心して働くためにも、年齢確認をきちんと行っているかどうかは、大切なチェックポイントです。
親にバレずに働けるという言葉にも注意
「親にバレずに働ける」といった言葉で勧誘してくるお店には注意しましょう。
きちんとしたお店であれば未成年者の労働について、むしろしっかりルールを説明し、確認をとるはずです。親に隠れて働かせようとするお店は、他のルールも守っていない可能性があります。
甘い言葉には惑わされず、冷静にお店を見極めるのが大切です。
校則や親の許可も忘れずに確認しよう
学校に通っている場合は、アルバイトに関する校則も確認しておきましょう。学校によっては、アルバイト自体が禁止されていたり、許可制になっていたりします。
もし校則を守らずに働くと、休学や退学などの処分の対象になるかもしれません。
また、親の許可を得ておくのも大切です。トラブルを防ぐためにも、事前にしっかり確認しておきましょう。
働く地域に条例がないかもチェック
17歳がコンカフェで働く際には、自分が働く地域に条例がないかも確認してください。都道府県によっては青少年保護育成条例などの独自ルールを定めており、未成年が働ける時間や仕事内容に追加の制限がかかっている場合もあります。
国の法律だけでなく、住んでいる地域のルールもあわせて確認しておくと安心です。わからないことがあれば、地域の相談窓口に聞いてみてください。
「年齢不問」「17歳から応募可」の求人でも油断しない
求人情報に「年齢不問」や「17歳から応募可」と書かれていると、それだけで安心して応募してしまいがちです。しかし、実際には風営法の対象になるお店でも、こうした言葉を使って募集をかけているケースがあります。
なかには、コンカフェ嬢に接待をさせているのに、風営法許可がない違法店だったという悪質なケースもあります。
応募する前には、お店がどんな営業許可を取っているか、実際の仕事内容はどんなものかを、自分でしっかり確認するのが大切です。
求人情報の言葉をそのまま信じるのではなく、面接や問い合わせの機会を使って、疑問点を一つひとつ解消してから応募するようにしましょう。
危ないコンカフェの見抜き方は、こちらの記事でも解説しています。
コンカフェで働きたい17歳が今日からできること

17歳がコンカフェで働く場合には法律の制限が厳しく、仮に働けるお店があったとしても数が少ないのが現実です。しかし、今すぐコンカフェで働けなくても、17歳のうちからできる準備はたくさんあります。
ここからは、コンカフェで働きたい17歳が今日からできることを紹介します。
他のアルバイトで接客スキルを身につける
コンカフェで働けない期間は、他のアルバイトで接客の経験を積んでおくのがおすすめです。飲食店やコンビニ、アパレルショップなど、17歳でも働ける場所はたくさんあります。
お客様への言葉づかいや、注文の取り方、レジ対応など、コンカフェでも役立つスキルはこうしたお店でも十分習得できるので、まずは一般的なアルバイトを経験するのは悪い選択ではないでしょう。
接客の基本ができていると、実際にコンカフェで働き始めたときにもスムーズに仕事を覚えられます。今は焦らず、経験を積む期間だと思ってスキル習得を頑張ってみてください。
自分の得意なコンセプトを見つけておく
コンカフェには、メイドカフェやアニメ系、ゴシック系など、さまざまなコンセプトのお店があります。そのため、今のうちにいろいろなコンカフェを調べたり、実際に足を運んだりして、自分が好きなコンセプトを見つけておくのも効果的です。
自分に合ったコンセプトのお店で働ければ、仕事がより楽しく感じられますし、雇う側もお店のコンセプトにすぐなじんで接客してくれるコンカフェ嬢はありがたい存在。SNSなども活用し、将来働きたいお店のイメージを、少しずつふくらませておきましょう。
高校を卒業したらすぐ働けるように情報を集めておく
高校を卒業したらすぐにコンカフェで働き始められるように、今のうちから求人情報を集めておくのもよい方法です。18歳になれば、風営法の対象になっているコンカフェでも働けるようになります。
気になるお店があれば、営業時間や仕事内容、募集条件などをチェックしておきましょう。求人サイトをこまめに見ておくと、卒業のタイミングでよいお店が見つかりやすくなります。
焦らず情報収集を続けながら、そのときを楽しみに待ちましょう。
コンカフェで働きたい17歳からよく聞かれる質問

ここでは、コンカフェで働きたい17歳から、よく寄せられる質問にお答えします。気になる疑問はあらかじめ解消しておきましょう。
年齢を偽って働いても大丈夫ですか?
年齢を偽ってコンカフェで働くのは、絶対にやめましょう。身分証を偽造したり、年齢を偽って申告したりする行為は、法律違反にあたります。
お店側も年齢確認を怠っていたとして法律で処罰されるので、自分だけでなく、雇ってくれたお店にも迷惑をかけてしまうことになるんです。
今は働けなくても、正直に自分の年齢を伝えて、働ける時期までしっかり待つのも大切です。
17歳だとバレたらどんなリスクがありますか?
年齢を偽って働いていたことがバレた場合、その場ですぐにコンカフェを解雇されるかもしれません。また、お店側が労働基準法違反などで処分を受ける可能性もあります。学校に知られてしまえば、校則違反として処分される場合もあるでしょう。
このように、周囲の信頼を失ってしまいかねないので、ルールを守って働ける時期を待つほうが、結果的に安心です。
親にバレずに働けますか?
「親にバレずに働きたい」と考える人もいるかもしれませんが、おすすめできません。
もし、隠れて働いているのがあとからわかると、お店に迷惑がかかるだけでなく、親との信頼関係にひびが入るかもしれません。家族公認で応援してもらいながら働いたほうが、そののちも気分よく働けるので、しっかりオープンにしておきましょう。
まとめ:17歳は準備期間!高校を卒業したらコンカフェで楽しく働こう
17歳でも、接待のないカフェ型のお店や、昼営業のみのお店であれば、コンカフェで働けるケースがあります。ただし「風営法」と「労働基準法」という2つのルールがある以上、働けるお店の数が少ないのも現状。応募する前には、お店がどんな営業許可を取っているか、働ける時間帯はいつなのかを、しっかり確認するのが大切です。
そして、今すぐ働けなくても、17歳のうちからできる準備はたくさんあります。他のアルバイトで接客スキルを身につけたり、自分に合ったコンセプトを探したりしながら、高校を卒業する日を楽しみに待ちましょう。準備をしっかりしておけば、いざ働き始めるときにもスムーズにスタートを切れますよ。
当サイトでは、コンカフェ・ガールズバーに関する情報を多数掲載しています。コンカフェ・ガールズバーに興味がある方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。


















